【小学部算数かわら版】小学校の学習内容は中学と繋がっている?!
◆小学生と中学生の学習内容が同じ!?
お父様、お母様、そして小学生のみなさんこんにちは。
算数・数学担当、中浦和校副校長の佐藤です。
気づけばもう11月。
学年も後半にさしかかり、学習内容もより高度なものになってきました。
日々の授業での我々講師陣の説明にも、自然と熱が入ります。
こうして今、小学生のみなさんが頑張って取り組んでいる勉強、
実は中学生が勉強していることとほとんど同じ内容のものがあることを
知っているでしょうか?
◆中2で勉強することを小4で学ぶ!?
以下が、小学校でも中学校でも勉強する単元の一例です。
小4
小5
小6
中2
中3
例として図形を挙げましたが、比例・反比例など、図形以外でもあてはまる単元があります。
小学校と中学校で、言い方や表記の仕方に違いはありますが、
中学2年生が平行四辺形を見て「難しいな…」と思っているその単元も、
実は小学4年生のときに勉強していたのです。
小学校では「算数」、中学校では「数学」、と呼び方が変わりますが、
つながりはあるのです。
◆小学生の今、できるようになったら、中学生でも大丈夫!
ここまで読んで、
「中学生が勉強することなんだから、小学生の自分がわからなくてもしょうがない」
と考える人もいるかもしれませんね。
たしかに、そういう考え方もあるでしょう。
でも、こう考えることもできませんか?
「小学生の今勉強していることをマスターできたら、中学生になって勉強でリードできる!」
中学生が勉強していること=小学生が理解できない難しいこと、とは限りません。
左ページの通り、小学生と中学生で勉強している内容に大きな差がないものが多くあります。
実際、自分が担当している中学生の授業で、
「これは小学○年生のときにも勉強したんだけど、」という
前置きから新しい単元の説明を始めることもあります。
つまり、小学生のうちに、中学生になっても通用する力をつけられる、
ということなんですね。
小学生のうちにこの力を身につけられると、中学生の数学の勉強で、
「小学生のときにやったことあるじゃん!」と、事あるごとに思えるになります。
そして小学生の算数で学んだことを活用して、中学生の数学の問題を解けるようになります。
しだいに数学に自信が持てるようになり、数学が得意科目になります。
(※「算数」と「数学」の違いは、後日改めてご紹介します!)
◆「なるほど!」→「正解できた!」で今にも将来にも通用する力を
英泉塾では、算数の授業を行う際、以上のことを念頭に置いています。
中学校だけでなくその先でも通用する力をつけるために、
そしてもちろん、小学校で通用する力をつけるために、毎回の授業を大切にしています。
単元の説明で「なぜ?」を解消し、
「なるほど!」「わかった!」を積み重ねていきます。
加えて、やり方や公式を伝え、実際に問題を解いていく中で、
正解へのアプローチの仕方を体得していきます。
このプロセスを毎回の授業で踏んでいくことで、着実に力を伸ばしていきます。
特に2学期半ばの今、どの学年の小学生でも、「難しい」と感じることがあると思います。
でもご安心ください。
「なるほど!」「そういうことか!」となるまで、粘り強くフォローします。
高そうに見えるハードルでも、一緒に乗りこえて、算数をもっと得意にしていきましょう!