「勉強しなさい」とは無縁の世界

こんにちは。
公立高校受験指導専門塾
英泉塾中浦和校の佐藤です。

今日も英泉塾は夏合宿開催中です。
詳細は以下のリンクからどうぞ!

EISEN夏合宿で何をするのか

2日目の様子

雲の隙間から青空が見えるとてもさわやかな朝で2日目が始まりました。
2日目もそろそろ日付が変わろうとしていますが、かれこれ今日1日だけで7時間以上勉強しています。
眠気に襲われる生徒も何名かいますが、なんとか自分を奮い立たせてがんばっています。

もちろん尾瀬で行うことは勉強だけではありません。
この写真では伝わりにくいですが、大自然の中で遊ぶ時間もあります。
全力で遊ぶ生徒たち。
遊び疲れてヘトヘトなはずなのに、次の勉強時間や夕食の時間でさらにパワフルになっている不思議。
彼らのパワーは恐るべしです。

夜には合宿に参加している高校生による、「高校進学後ガイダンス」
高校に入学したらどんな世界が待っているのだろう？
高校生ってやっぱり勉強大変なの？
はたまた、高校受験試験日の前日はどうやって過ごしたの？
などなど、様々な疑問に高校生たちがわかりやすく答えてくれました。

そして23時30分を過ぎた今も、勉強部屋では上の写真のような風景が広がっています。

実は時間割で決められた勉強時間は23時まで。
つまり、23時以降は部屋に戻って、就寝してもいいのです。
それでも、残って勉強する生徒たち。

ここから先の夜遅い時間、勉強するかどうかは、生徒一人ひとりの判断に委ねられます。
勉強するのも良し、部屋に戻って寝るのも良し、どちらでもいいのです。
そしてこの２つに優劣など決してありません。
夜遅くまで勉強したから偉いとか、早く寝たからいけないんだ、ということではありません。

大切なのは「自らの意思で決めること」、これだけです。
自分の意思や考えに基づいて行動を決定し、実際に動けることこそが、尊いことではないでしょうか。

そしてもし、この非日常の環境の中で「自分の限界を突破したい！」と考えて（思って）、
「夜遅くまで勉強し続けるぞ！」となれば、我々講師陣はその思いにとことん付き合っていきます。

この記事のタイトルにもつけましたが、
この尾瀬で行われる夏合宿は、まさに「勉強しなさい」とは無縁の世界です。
そう言える理由はすでに書いた通り、勉強するかどうかが、
生徒一人ひとりの意思に委ねられているからです。

まだまだ夜は長く続きそうです。
今日は、このあたりで失礼させていただきます。

（追伸）

このブログを書いているときに、ちょうど「次の勉強時間も勉強する人は？」という問いがありました。
その問いに対する生徒の答えが、上の写真の通りです。