武蔵浦和・中浦和周辺にお住まいで、埼玉県公立高校入試について興味がある方へ、平成31年度埼玉県公立高校入試の平均点が発表されました!
武蔵浦和・中浦和にお住まいで、公立高校入試に関心をお持ちの方へ、今回は昨年度実施された平成31年度入試の平均点と問題の概要についてお知らせします。
まず、【学力検査問題】についてです。
国語 58.3点 (平成30年度入試は52.8点)
問題構成は、大問5問(文学的文章、説明的文章、漢字の読み書き及び文法・語句など、古文、課題作文)で昨年とおなじでした。大問2では、新聞の投書記事とそれに関する話し合いをもとにした読解問題が新たに出題されました。
数学 42.3点 (平成30年度入試は44.0点)
問題構成は、大問4問、小問21問で、昨年と同様。証明・作図・説明する問題といった記述力を見る問題は4問で24点。昨年より問題数は1問増え、配点では5点増え、一昨年までと同じになりました。一問あたりの配点が4~7点と差をつけてあり、記述力をみる問題で、部分点が認められています。
英語 47.7点 (平成30年度入試は55.9点)
問題構成は、大問5問(リスニング、語彙、会話文読解、長文読解、英作文)、小問30問で、昨年と同じです。大問ごとの小問数、および、配点も昨年と同様でした。リスニングでは、昨年度は問題7のみ設問文が英語でしたが、今年度は問題1~問題6もすべて設問文が英語となり、全体の印象が大きく変わりました。また、問題6の3問は、従来の日本語記述から英問英答の形式に変更となり、難度が上がりました。
社会 60.3点 (平成30年度入試は55.9点)
問題構成は、大問6問(世界地理、日本地理、歴史、〈資料問題〉歴史〈年表問題〉、公民、総合問題)で、昨年と同じでした。小問は昨年より1問少ない33問でした。記述で答える問題は昨年より2問少ない16問で、配点は昨年より2点低い60点でした。「思考力・判断力・表現力等を見る問題」は昨年同様7問で、配点は2点高い35点でした。分野別では、昨年同様、地理と歴史の配点が同じで、公民は地理、歴史より少なくなっています。
理科 44.5点 (平成30年度入試は51.7点)
問題構成は、大問5問(小問集合、地学、生物、化学、物理)、小問32問で、昨年と同じです。大問2~大問5はそれぞれ例年通り、実験・観察を題材にした問題になっています。選択肢から選んで答える問題が昨年より7問減り、配点でも22点減っていて、記述させる問題が増えています。記述問題のうち「思考力・判断力・表現力等を見る問題」は11問で、昨年より3問増えました。その中で、ほとんどの問題が、昨年より解答の字数が増えています。分野別では、地学、生物、化学、物理の配点比率は同じで、去年と同様でした。
つぎに、難度の高い【学校選択問題(数学・英語のみ)】についてです。
数学 53.5点 (平成30年度入試は43.7点)
問題構成は、大問5問、小問20問。証明・作図・説明を書かせる問題といった記述力を見る問題は5問で30点。昨年より問題数は2問増え、配点では11点増えました。一問あたりの配点が4~7点と差をつけてあり、記述力をみる問題で、部分点が認められています。
英語 64.3点 (平成30年度入試は58.9点)
問題構成は、大問は4問(リスニング、語彙、会話文読解、長文読解、英作文)、小問は31問で、いずれも昨年と同様です。配点も変更ありませんでした。大問4の自由英作文は、「情報リテラシー」のスキルについて、小学校のころから学校で学び始めるべきであるという意見に対し、自分の考えとその理由を書かせるもので、概念自体がやや難しい分、どれだけ根拠を示せるかなど、内容で差が出やすかったと思われます。
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