こんにちは。
公立高校受験指導専門塾
英泉塾中浦和校の佐藤です。

いよいよ埼玉県公立高校へ出願！

2月18日、2月19日は平成31年度埼玉県公立高校入試の出願の日です。
受験生が通う中学校で作成された願書を受験する高校へ持って行きます。
願書の提出状況を踏まえ、各高校の倍率が発表されています。

今回、例年多くの英泉受験生が受験する高校の倍率の確認をしていきます。
ここに記載されている倍率は、2019年2月19日19時00分時点のものです。

 

埼玉県公立高校の倍率を確認する方法

「彩の国さいたま公立高校ナビゲーション」
にアクセスすれば、倍率を確認できます。

ちなみに、

①ページ左のMENU、「入学者選抜情報」をクリック
②表示される一番下、「一般募集志願者倍率情報検索」をクリック
③表示される真ん中、「学校複合条件検索」をクリック
④市町村名や学校名等を打ち込む枠が出てきますが、すべて何も入力せず、「検索」をクリック

これで、埼玉県公立高校すべての倍率を確認することができます。

 

埼玉県公立高校の倍率に大幅な変化あり！？

トップ校の間で大きな倍率の差は見られず

浦和一女、大宮、川越、川越女子、春日部の倍率は昨年度と比べて、0.1以上の変化がありました。
浦和一女、川越、川越女子が大幅アップ。県立浦和が微増。大宮が大幅ダウン。
ただ、これらトップ校の間で大きな倍率の差は見られませんでした。倍率は以下に示す通りです。
※いずれも普通科。（ ）内は昨年度入試の最終倍率。

県立浦和 1.44倍（1.40倍）
浦和一女 1.35倍（1.25倍）
大宮 1.39倍（1.49倍）
川越 1.40倍（1.28倍）
川越女子 1.49倍（1.38倍）
春日部 1.36倍（1.37倍）
市立浦和 1.91倍（1.71倍）

市立浦和は上記５校の例外です。
例年倍率の高い市立浦和ですが、今年はさらに倍率が上がり、1.91倍となりました。※昨年度は1.71倍
この1.91倍は、埼玉県公立高校入試において、ほとんど見られない数字です。

蕨高校の倍率が大幅アップ！

昨年度入試の倍率から大幅な変化があった高校の１つが蕨です。
昨年度は1.16倍という、蕨としては異常ともいえる倍率の低さでした。
しかし今年度はまた1.47倍となり、人気の高さが戻ってきています。

蕨の他、選択問題を採用している浦和西、川口北、和光国際の倍率は、以下に示す通りです。
※いずれも普通科。（ ）内は昨年度入試の最終倍率。

蕨 1.47倍（1.16倍）
浦和西 1.68倍（1.60倍）
川口北 1.29倍（1.28倍）
和光国際 1.24倍（1.32倍）

浦和北高校の倍率が大幅アップ！

蕨の他、昨年度入試の倍率から大幅な変化があった高校が浦和北です。
昨年度の1.13倍が示しているように、近年浦和北の倍率は低いところで推移していました。
しかし、それが受験生にとっては、チャンスととらえられたのか、今年度の倍率は1.47倍と、偶然にも蕨高校と同じ、高い倍率となりました。
ほぼ同じレベルにある与野高校も、今年度1.42倍となり、例年通り厳しい受験となりそうです。

その一方、浦和南や伊奈学園、南稜は、昨年度に比べると、倍率が大幅に下がりました。

浦和南、川口市立、伊奈学園、大宮北、浦和北、与野、大宮光陵、南稜の倍率は、以下に示す通りです。
※いずれも普通科。（ ）内は昨年度入試の最終倍率。

浦和南 1.38倍（1.23倍）
川口市立 1.56倍（1.58倍）
伊奈学園 1.16倍（1.36倍）
大宮北 1.00倍（1.09倍）
浦和北 1.47倍（1.13倍）
与野 1.42倍（1.34倍）
大宮光陵 1.20倍（1.29倍）
南稜 1.26倍（1.61倍）

大宮南高校の倍率が大幅アップ！

蕨高校、浦和北に加えて、昨年度入試の倍率から大幅に上昇したのが大宮南です。
昨年度は1.17倍でしたが、今年度の倍率は1.36倍。
蕨、浦和北、大宮南に共通しているのが、いずれも昨年度の倍率が低いということです。
浦和北や大宮南のように、近年倍率が低いところで推移していた高校も、今年はそうもいかず、倍率が上がる傾向にあるようです。

大宮南、朝霞西、浦和東、大宮武蔵野の倍率は、以下に示す通りです。
※いずれも普通科。（ ）内は昨年度入試の最終倍率。

大宮南 1.36倍（1.17倍）
朝霞西 1.16倍（1.27倍）
浦和東 1.12倍（1.06倍）
大宮武蔵野 1.11倍（1.08倍）

 

志願先変更期間は2/21・22！

志願先変更（志望校変更）は1回のみ。
その期間は、2月21日と22日の2日間。
ただし、例年この変更期間を経ても、大きく倍率は変わりません。
今年もこの傾向は続くのではないかと予想します。

倍率が低かったからと言って、合格が保証されたわけではありません。
また、高かったからと言って、不合格となったわけでもありません。

入試当日まで残された時間は受験生みな同じ。
その残された時間をどう過ごすかが大切で、倍率なんて関係ありません。