【2月18日更新!】令和2年度埼玉県公立高校入試倍率速報!
こんにちは。
公立高校受験指導専門塾
英泉塾中浦和校の佐藤です。
埼玉県公立高校へ受験生が出願へ!
2月17日、2月18日は令和2年度埼玉県公立高校入試の出願の日です。
受験生が通う中学校で作成された願書を持って、受験する高校へ向かいます。
その願書の提出状況を踏まえ、各高校の倍率が発表されました。
今回、例年多くの英泉受験生が受験する高校の倍率の確認をしていきます。
ここに記載されている倍率は、2020年2月18日19時00分時点のものです。
[2020年2月18日追記]
出願2日目を終え、ひとまず倍率が決まりました。
2月17日から18日にかけて倍率が変わった高校については、青字で表記しました。
埼玉県公立高校の倍率を確認する方法
にアクセスすれば、倍率を確認できます。
ちなみに、
①ページ左のMENU、「入学者選抜情報」をクリック
②表示される一番下、「一般募集志願者倍率情報検索」をクリック
③表示される真ん中、「学校複合条件検索」をクリック
④市町村名や学校名等を打ち込む枠が出てきますが、すべて何も入力せず、「検索」をクリック
これで、埼玉県公立高校すべての倍率を確認することができます。
埼玉県公立高校の倍率に大幅な変化あり!
市立浦和高校の倍率が大幅ダウン!
市立浦和、大宮、川越女子は昨年度よりも倍率が下がりました。
今年度の埼玉県公立高校入試の倍率で最も注目すべきなのが、市立浦和の倍率です。
昨年度の市立浦和の倍率は1.87倍と、近年まれに見る高い倍率でした。
しかし、今年はそれが1.58倍に大幅ダウン。
多くの受験生が、昨年度1.87倍という高い倍率を見て敬遠したのでしょうか。
その一方、県立浦和や浦和一女、川越、春日部の倍率は昨年度より上がりました。
中でも、県立浦和の倍率は1.52倍です。
県立浦和の倍率が1.5倍を超えるのは久しぶりのことです。
倍率は以下に示す通りです。
※いずれも普通科。( )内は昨年度入試の最終倍率。
県立浦和 1.52倍(1.42倍)
→1.53倍(2月18日時点)
浦和一女 1.39倍(1.34倍)
大宮 1.34倍(1.38倍)
→1.36倍(2月18日時点)
川越 1.46倍(1.39倍)
川越女子 1.39倍(1.49倍)
春日部 1.34倍(1.33倍)
市立浦和 1.58倍(1.87倍)
→1.59倍(2月18日時点)
川口北、和光国際高校の倍率が大幅アップ!
川口北、和光国際の倍率が大きく上がりました。
昨年度から0.1以上倍率が上がっています。
蕨が微増、浦和西はダウンとなりましたが、両高校とも高い倍率であることは変わりありません。
蕨、浦和西、川口北、和光国際、この4校はいずれもやはり人気ですね。
蕨の他、選択問題を採用している浦和西、川口北、和光国際の倍率は、以下に示す通りです。
※いずれも普通科。( )内は昨年度入試の最終倍率。
蕨 1.52倍(1.49倍)
→1.53倍(2月18日時点)
浦和西 1.56倍(1.65倍)
川口北 1.41倍(1.29倍)
和光国際 1.39倍(1.25倍)
川口市立高校の倍率が大幅ダウン!
市立浦和と同様に、倍率が昨年度から大幅に下がったのが川口市立です。
昨年度川口市立の倍率が1.55倍だったのが、今年度1.19倍となりました。
市立浦和と同じく、多くの受験生が高い倍率の中での受験を危険と考えたがゆえの倍率でしょうか。
浦和北も昨年度1.42倍から今年度1.25倍へと下がりました。
浦和北は昨年度倍率が高かったですが、再び例年通りの倍率に戻ったという印象です。
対照的に、大幅に倍率が高くなったのが大宮北。
昨年度の大宮北の倍率はほぼ1倍でしたが、今年度は1.41倍となりました。
大宮北が狙い目だ!と考えた受験生が多くいたと推測されます。
浦和南、川口市立、伊奈学園、大宮北、浦和北、与野、大宮光陵、南稜の倍率は、以下に示す通りです。
※いずれも普通科。( )内は昨年度入試の最終倍率。
浦和南 1.36倍(1.36倍)
川口市立 1.19倍(1.55倍)
→1.20倍(2月18日時点)
伊奈学園 1.12倍(1.16倍)
大宮北 1.41倍(1.03倍)
浦和北 1.25倍(1.42倍)
与野 1.33倍(1.38倍)
大宮光陵 1.12倍(1.22倍)
南稜 1.19倍(1.29倍)
偏差値50前後の高校の倍率は軒並みダウン
大宮南、朝霞西、浦和東、大宮武蔵野の4校ですが、この4校すべてが今年度の倍率が昨年度より下がっています。
特筆すべきは大宮武蔵野の0.91倍。
明日まだ出願できる日があるとはいえ、まさか1倍を下回るとは思いませんでした。
朝霞西、浦和東、大宮武蔵野は昨年度の倍率もそこまで高くありませんでしたが、今年度はさらにそれを下回りました。
これら4校を志望校としている受験生にとっては、今年度特にチャンスであるとも言えます。
大宮南、朝霞西、浦和東、大宮武蔵野の倍率は、以下に示す通りです。
※いずれも普通科。( )内は昨年度入試の最終倍率。
大宮南 1.21倍(1.33倍)
朝霞西 1.03倍(1.16倍)
→1.04倍(2月18日時点)
浦和東 1.06倍(1.10倍)
大宮武蔵野 0.91倍(1.13倍)
志願先変更期間は2/20・21!
明日も願書の提出期間であるため、倍率は上記の数字からさらに高くなることも予想されます。
ただし、例年提出期間の1日目と2日目で数字の大きな変化はありません。
増えたとしても、微増程度です。
また、志願先変更(志望校変更)は1回のみです。
今年度は、2月20日と21日の2日間です。
例年通りであれば、この変更期間を経ても、大きく倍率は変わりません。
しかし、市立浦和や川口市立のように、近年人気であった高校の倍率が低いため、他の学校から市立浦和や川口市立へ流れてくる可能性もあります。
とにもかくにも、倍率が低かったからと言って、合格が保証されたわけではありません。
また、高かったからと言って、不合格となったわけでもありません。
定員360人の高校であれば、上位360人の中に入れば合格できます。
自分ではどうしようもできないライバルのことを考えるのではなく、今自分のやるべきことに集中しましょう。
それが合格への何よりの近道です。
入試当日まで残された時間は受験生みな同じ。
その残された時間をどう過ごすかが大切で、実は倍率はあまり関係ありませんよ。