【2月21日更新!】令和4年度埼玉県公立高校入試倍率速報!
こんにちは。
公立高校受験指導専門塾
英泉塾中浦和校の佐藤です。
※この記事は2022年2月21日21:30に更新しました。
埼玉県公立高校へ中学校が郵送で出願!
令和4年度埼玉県公立高校入試の出願の日として、3日間設けられています。
2月10日(木)・14日(月)・15日(火)の3日間です。
令和4年度入試でも昨年度同様、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点より、原則中学校ごとに郵送するという運びになりました。
中学校が、郵送(2月10日に配達するように指定)で出願手続を行います。
一応、2月14日(月)と15日(火)に志願先高校へ出願書類を持参すれば、この2日でも出願できるとのことです。
※埼玉県教育委員会の以下のページを参考にしました。
2月17日は志願先変更1日目!
2月17日(木)は埼玉県公立高校入試の志願先変更1日目です。
2月17日(木)と18日(金)に1回に限り、志願先高校を変更することができます。
志願先高校を変更する受験生は、あらかじめ自身が通う中学校に話をした上で、志願先を変更します。
例年この2日間で、若干の倍率の変動があります。
2月18日は志願先変更2日目!
2月18日(金)は埼玉県公立高校入試の志願先変更2日目です。
2月18日(金)をもって、最終的な倍率が確定します。
志願先変更は1回のみなので、昨日2月17日の結果を受けて、18日にもう1回志願先を変更しよう、ということはできません。
17日の倍率を受けて、18日に志願先を変更する、ということは可能ではあります。
(ただしこの方法は、通っている中学校の協力が必要になってきますね…)
2月21日は倍率が確定する日!
2月21日(月)時点の倍率が、最終的な倍率です。
泣いても笑っても、これで倍率が確定します。
それでは早速、今回も例年多くの英泉受験生が受験する高校の倍率の確認をしていきます。
ここに記載されている倍率は、2022年2月21日20時30分時点のものです。
埼玉県公立高校の倍率を確認する方法
「彩の国さいたま公立高校ナビゲーション」 にアクセスすれば、倍率を確認できます。
ちなみに、
①ページ左のMENU、「入学者選抜情報」をクリック
②表示される一番下、「一般募集志願者倍率情報検索」をクリック
③表示される真ん中、「学校複合条件検索」をクリック
④市町村名や学校名等を打ち込む枠が出てきますが、すべて何も入力せず、「検索」をクリック
これで、埼玉県公立高校すべての倍率を確認することができます。
市立浦和の倍率がなんと2倍を上回る!
左から、2/15→2/17→2/18→2/21の倍率を表しています。
2/21時点の倍率を青色で表記しています。
※2022年2月21日20時30分時点のものです。
学校選択問題採用校
県立浦和 1.41→1.35→1.30→1.30
浦和一女 1.53→1.51→1.47→1.47
大宮 1.54→1.51→1.47→1.47
市立浦和 2.20→2.16→2.13→2.13
川越 1.50→1.46→1.45→1.45
川越女子 1.35→1.35→1.35→1.35
春日部 1.28→1.27→1.26→1.26
蕨(普通) 1.47→1.47→1.48→1.48
蕨(外国語) 1.50→1.55→1.50→1.50
浦和西 1.60→1.57→1.56→1.56
川口北 1.29→1.27→1.27→1.27
和光国際(普通) 1.44→1.43→1.43→1.43
和光国際(外国語) 1.66→1.62→1.63→1.63
川口市立(普通) 1.87→1.85→1.83→1.83
川口市立(理数) 1.98→1.90→1.88→1.88
川口市立(スポ科) 1.26→1.26→1.25→1.25
大宮北(普通) 1.10→1.11→1.11→1.11
大宮北(理数) 1.63→1.63→1.60→1.60
※特に表記がない限り、いずれも普通科の倍率です。
※大宮北高校は令和4年度入試から、学校選択問題採用校となります。
学力検査問題採用校
浦和南 1.49→1.48→1.47→1.47
伊奈学園 1.19→1.19→1.19→1.19
浦和北 1.08→1.10→1.11→1.11
与野 1.24→1.24→1.23→1.23
大宮光陵 1.17→1.17→1.16→1.16
南稜(普通) 1.35→1.33→1.31→1.31
南稜(外国語) 1.35→1.25→1.28→1.28
大宮南 1.15→1.11→1.11→1.11
朝霞西 1.17→1.14→1.13→1.30
浦和東 1.29→1.28→1.27→1.27
志木 1.08→1.08→1.08→1.08
大宮武蔵野 1.06→1.06→1.06→1.06
大宮東 0.83→0.86→0.88→0.88
浦和商業(商業) 0.91→0.92→0.93→0.93
浦和商業(情報処理) 1.16→1.16→1.15→1.15
※特に表記がない限り、いずれも普通科の倍率です。
明日15日も願書提出期間ではありますが…
上記の2月14日14時30分時点での倍率は、郵送による出願を踏まえてのものだと推測します。
明日更新されるであろう倍率は、この郵送による出願に加えて、直接志願先高校へ持参されたことによる出願も加味されたものになります。
昨年度も今年度と同様、郵送による出願の日1日+2日間、埼玉県公立高校入試の出願の日が設けられていました。
しかし昨年度の場合、倍率発表の初日と2日目で、倍率の変化はほとんど見られませんでした。
したがって、2日目の明日、倍率に大きな変化はないように思いますが、どうなるでしょうか?
明日2月15日も倍率に関しての情報をアップしますので、ぜひご覧ください!
追記[2022年2月15日]
2022年2月15日15時00分時点の倍率を掲載しました。
おそらく今出ている倍率が、1回目の出願による最終倍率です。
昨日2月14日の倍率と比較して、+0.02となっていた学校もありました。
この+0.02ですが、例えば県立浦和高校の場合、出願した人が4人増です。
※定員によって、人数の変化に違いがあります。
つまり、倍率の変化はほぼ見られなかったということですね。
この傾向は来年以降の倍率にも参考になるでしょう。
志願先変更1日目を受けて[※2022年2月17日追記]
2022年2月17日19時00分時点の倍率を掲載しました。
今出ている倍率が、志願先変更1日目経過後の倍率です。
上記の高校の中で2月15日時点の倍率から最も大きく変化したのが、
減少…南稜(外国語) -0.10 (-4人)
増加…蕨(外国語) +0.05 (+2人)
倍率は各高校の募集人数によるところが大きいです。
したがって定員が各40人のこの2校は、少しの人数変動で大きく倍率が変化します。
それでは人数で見てみるとどうでしょうか?
上記の高校の中で2月15日時点の志願者数から大きく減少したのが、
人数減1位…県立浦和 -21人 (-0.06)
人数減2位…県立川越 -16人 (-0.04)
人数減3位…大宮南 -13人 (-0.04)
という数字になりました。
2月15日時点で2.20という例年では絶対見ないような高倍率の市立浦和は、2月17日時点で-10人で2.16になりました。
上記の学校選択問題採用校の多くが倍率減(つまり志願者数減)となったのが印象的な志願先変更1日目でした。
倍率減ということは、受験生は他の高校に出願したはずです。
ですが、上記の学校選択問題採用校の倍率が軒並み下がっているので、一体受験生はどこにいったのか…。
※ちなみに学校選択問題採用校の中で低い倍率だった大宮北高校の倍率は微増(+0.01)。
これは更なる考察が必要です。
上記の学力検査問題採用校の多くで、倍率に大きな変化が見られませんでした。
受験する高校を決めたから、もうブレずに突き進むぞ!という受験生が多くいた模様です。
昨年度倍率が1倍を切った大宮南は、2月15日時点で1.15と決して高い倍率ではなかったのですが、さらに下がって1.11になったのは例外ですね。
この倍率減は意外でした。
志願先変更2日目を受けて[※2022年2月18日追記]
2022年2月18日19時30分時点の倍率を掲載しました。
今出ている倍率が、志願先変更2日目経過後の倍率です。
これでおそらく倍率は確定でしょう。
市立浦和は結局2倍を超えましたね。(※2.13倍)
県立浦和は2月15日から2月18日にかけて0.11下がって1.30。
合格に必要な点数が県立浦和と市立浦和でどちらが高いのかわからなくなってしまうくらいの倍率です。
上記の高校の普通科で倍率が上がったのが、蕨、浦和北、大宮東です。
上がったとはいえ、蕨が+0.01、浦和北が+0.03なので、そこまで気にするほどの変化ではないでしょう。
大宮東に関しては+0.05となりましたが、それでも1倍を下回っています。
これで大宮東は2年連続で1倍を下回ることになりそうです。
さて、これで倍率もほぼ決まりでしょう。
受験生は、自分ではコントロールできない領域のことを心配してもしょうがありません。
今自分ができることをただ淡々とやっていくのみです。
最後の追い込みとして、英泉塾にも夕方から受験生が自習に来て勉強をがんばっています。
確定した倍率を受けて[※2022年2月21日追記]
2022年2月21日20時30分時点の倍率を掲載しました。
やはり2月18日時点の倍率と変化ありませんでした。
今年は学校選択問題採用校の倍率減が特に目立ちました。
倍率減とはいえども、倍率が高めなのは間違いないのですが。
上位校の人気が年々高まっている傾向があるように思います。
埼玉県の公立高校は、県立浦和や浦和一女をはじめとして、歴史と伝統のある高校が多いですからね。
これで倍率は確定しましたが、受験生はもう気にしてはいけません。
誰かに勝とう、負けないようにしよう、という発想をすると、結局自分に、より大きなストレスがかかってしまうそうです。
自分がベストを尽くすためにどうすればいいか、を考えるほうがいいですよ。
残りあとわずかですが、まだまだできることはあります!
今日や明日勉強したことが、入試当日出題されるかもしれません。
最後まで諦めずに勉強に励んでもらいたいと思う今日この頃です。