埼玉県公立高校トップ校合格には英語・数学の学校選択問題の攻略が必須!学校選択問題の対策と合格への戦略をお教えします
埼玉県公立高校トップ校合格には英語・数学の学校選択問題の攻略が必須!
英泉塾の学校選択問題の対策と合格への戦略をお教えします
皆さん、こんにちは。英泉塾内谷校校長・英泉塾教務部長の柴原正彦です。埼玉県公立高校入試まで残すところあと4ヶ月ほどとなりました。これから中3生は、期末テストの勉強へ準備をする頃でしょうか。
しかし、期末テストの勉強ばかりをやってしまうと大切な受験勉強が疎かになってしまいます。ですからあなたのお子様は、毎日の受験勉強を行いつつ定期テストの勉強に臨み、定期テストの勉強も受験勉強のつもりで必死に取り組んでいくとよいと思います。
さて、期末テストが終わるともう12月です。お子様の志望校はもうお決まりでしょうか?その志望校の合格の可能性はいったいどれほどでしょうか?
もし、北辰テストの偏差値だけで合否の判断をしていたとしたら、それは少し危険です。特に、学校選択問題実施校の受験を考えている場合は、受験する高校が学校選択問題の数学・英語で、どの程度の得点力が必要なのか見極めたうえで、対策を立てていかないと、合格への道をたどることが困難になっていく場合があります。
こんなにも難しい学校選択問題の数学と英語
2年前の埼玉県公立高校入試から、数学と英語で学校選択問題が取り入れられ、
偏差値が60以上の高校が主にこの学校選択問題を実施しています。
【学校選択問題実施校】
浦和・ 浦和第一女子・ 浦和西 ・大宮 ・
春日部 ・春日部女子・ 川口北・川越 ・
川越女子 ・川越南・ 熊谷 ・熊谷女子・
熊谷西・ 越ヶ谷・越谷北・ 所沢・ 所沢北 ・
不動岡 ・和光国際・ 蕨 ・市立浦和
さらに、埼玉県が発表している昨年度(平成30年度埼玉県公立高校入試)入試の平均点をご紹介します。
区分 | 受験者数 | 国語 | 数学 | ||
学力検査 | 44362 | 34560 | 52.8 | 44 | |
学校選択 | 9802 | 43.7 | |||
区分 | 社会 | 理科 | 英語 | 5科平均 | |
学力検査 | 55.9 | 51.7 | 55.9 | 260.3 | |
学校選択 | 58.9 | – |
学校選択問題の平均点は数学43.7点、英語58.9点となっており、そんなに学力検査(標準問題)と変わらないと思われるかもしれません。
しかしながら、学校選択問題を受験している層が北辰テストなどで偏差値60を超える生徒が受験しての平均点ですから、とても難しいことが分かります。しかも、国語・理科・社会に関しては全受検者の平均点ですので、学校選択問題実施校の平均点が全く分からないのが現状です。
学校選択問題では、北辰テストの難易度と学校選択問題の難易度が異なるために、偏差値通りの得点が取れるかどうかわからない。国語・理科・社会では何点取れればいいかの目安が分らない。
つまり、学校選択問題実施校におけるそれぞれの高校で合格するためには何点を取ればいいかという目安が立たないためにぶっつけ本番で受験する受験生もいる事でしょう。
英泉塾ではそれぞれの高校に合格するには合計で何点取れればいいのか、学校選択問題での目標点数は何点なのかがそれぞれの学校毎で提示できるため、浦和高校、浦和一女、市立浦和などのトップ校であっても目標を持って受験まで頑張れるのです。
学校選択問題実施校の
合否の判断をする手がかりとは?
一番信憑性のある合否の判断としては、まずは昨年、一昨年の埼玉県の過去問の5科目合計で何点取れるのかを知ることです。更に、志望校の合格のボーダーラインの得点と比較して昨年、一昨年で合格していたのかどうかを知ることが大切です。その結果から、学校選択問題でのどの問題・どの単元を受験までに重点的に学習していくのか、または志望校変更を考えるのかが明確になるわけです。
学校選択問題だけではなく国語・理科・社会の3科目を含めた総合的な合否判定の重要性
次の表は昨年度の受験生の得点開示のデータ(入試本番の得点)です。
受験校:川越高校
国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 5科目合計 |
83 | 22 | 94 | 94 | 64 | 357 |
川越高校の昨年度の合格ボーダーライン(合格率50%ライン)の得点は335点です。
そして、川越高校の合格者の数学の平均点が60点、英語が69.9点です。
この生徒の場合、学校選択問題では合格者の平均を大きく下回っていますが、見事に合格を勝ち取りました。
その要因は、国語・社会・理科で合格者の平均を大きく上回っているからです。
ちなみに学校選択問題を受験した生徒の国語の平均は68.9点、社会は79.8点、理科は80.7点ですので、数学の得点も織り込み済みで合否の判断を下し、受験をしているわけです。
このように、総合的な合否の判定、進路指導には国語・社会・理科の得点力を向上させて合格を勝ち取る方法もあります。それも、学校選択問題での得点力を見極めなければ決してできない事なのです。
それでは、今後残り4か月間(期末テスト後だと3か月間)でその生徒の得点力を見極め、満足のいく進路の決め方と合格を勝ち取る方法は次回の記事で具体的にご紹介いたします。
公立高校入試専門塾にしかない独自の判定方法と38年間一貫して国語力の育成と人間教育に打ち込んできた英泉塾だからこそできる合格へ導く方法です。
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