【2022年1月号】英泉通信を発行しました!

2022年(令和4年)1月、新しい年が始まりました。

終息しそうにも思えた新型コロナは、変異株「オミクロン」の感染拡大により、世界に更なる深刻な打撃を与えています。

 

今、伸び盛りの元気な皆さんにとって、不自由なマスク生活、部活や競技会などの延期や中止、人との交流の距離感など、日々の暮らしの非日常的な在り方は、重苦しい、遣る瀬ないものに違いありません。

 

一人で考え込み、時に不安や焦燥にかられることもあるでしょうが、今、世界中が未曽有の苦難の中にあって苦しんでいます。

自分だけではない、みんなです。

 

どの学年のみなさんも、今という一回きりの時を大切にしてください。
刻々と過ぎ行く時間は、生命を刻む時間です。
こんな時だからこそ、自分の生命、人生を豊かに育んでいきましょう。

 

 

中三の受験生の皆さん。
入試までの大切な日々、心身ともに健やかに頑張り抜いて、あなたの希望をつかみ取ってくださいね。

 

『EISEN通い合宿 年末2DAYS』でのみなさんの全力集中、支え合い頑張り合う姿に、先生方も、熱い涙を抑えきれなかったようです。
成長していく生命の輝きは、たとえようもなく美しいものです。

 

 

小学生、中一・中二のみなさんも、この逆境をはねのけて、
柔軟に、しなやかに、自分自身を大切に成長し続けてほしいと思います。

 

去年、修学旅行にようやく行くことができた小六の生徒さんへのインタビューをテレビで観て感動しました。

 

一日中マスクを付け(外すのは寝る時だけ)、楽しいはずの食事も個食、遊びも無し、それでも「私達はこうして来られたから嬉しい。規則を守らずに他の学校の人達が来られなくなることがないように、しっかり守る」と言っていました。

 

たとえ規制があっても、人は人と仲良く、共感し合いながら生きて行きたい。
こんな経験はとても過酷なものですが、学びだってあるのですね。
思いを共有しながら、元気に明るくやっていきましょう。

 

勉強の手を止めない。今、人生の基礎を作っている時ですから。
友達とも思う存分仲良くしましょう。
たとえ、手を取り合ったり、笑顔を見ることができなくても、心は変わらないのですから。

 

そして、自分のほんとうに好きなことを探し続けることです。
好きなことに費やす時間は、やがてあなたという人間を造り上げる重要な要素となりますから。

 

 

2022年も、英泉塾の先生方は、あなたがた一人ひとりをみつめ、可能性に満ちた、かけがえのない生命を、育み、生かし、伸ばすことに全力を尽くして参ります。

ともに頑張っていきましょう。

 

英泉塾塾長 安田佐和子