英泉通信2022年11月号発行しました！
今あなたに一番伝えたい 高校受験で“真の勝利者”になる秘訣。
こんにちは。英泉塾代表の安田卓史です。
今日は、高校受験を約３か月後に控えた中３受験生のあなたに、
どうしても伝えておきたいことがあって、筆をとりました。
なるべく簡単な言葉で書きますので、小学生、中学１・２年生のあなたも、
ぜひ、お父さん、お母さんと一緒に読んでみてくださいね。
そして、お互いの感想や考えたことを、
自由な雰囲気で楽しく話し合ってもらえたら、
先生はとても嬉しいです。
■自分を高めることの素晴らしさ
苦しくても歯を食いしばって問題と格闘する姿、
毎日の課題を欠かさずやってくる心の強さ、
成績が上がった時の弾けるような笑顔、
休み時間、友達と元気に笑い合う無邪気で可愛らしい表情。
仲間を気遣う優しさ。
進路に、自分の未来に、深く思い悩みながらも、
困難から目を背けず、自分自身と厳しく向き合おうとする姿勢。
そんなあなた達の姿は本当に美しく、時に感動すら覚えます。
なぜ、受験生のあなた達が、これほど輝いて見えるのか、
それはたぶん、あなた達が日々“成長している”からだと思うのです。
■人生で初めての経験
今、受験生のあなたは、意識している、していないに関わらず、
『自己決定、自己責任』の原理を、生まれて初めて経験している
のではないでしょうか。
あなたがこれから進む道は、あなた自身が決めるのです。
目指す場所に無事に辿りつけるかどうかも、すべて自分次第なのです。
だから、今までに経験したことのないような不安やプレッシャーを
ヒシヒシと感じてしまうのでしょう。
それは、あなたのお母さんやお父さんも、同じ気持ちだと思うんです。
『世界で一番大切なあなたが、初めて自分で選んだ道を、
どうか無事に乗り越えていってほしい！』
お父さん、お母さんは、
きっと祈るような気持ちで見守ってくださっているのだと先生は思います。
時に『うるさいな～』と感じてしまうことがあるかもしれないけれど、
そんな時こそ、心の中で『お父さん、お母さん、ありがとう』とつぶやいてみてください。
さて、今、あなたは、志望校合格という目標だけを見ていることでしょう。
一点に集中する。それでいいのです。
余計なことは一切考えず、目標達成に向け、全力を尽くしてください。
ただちょっとだけ注意しなければならないことがあります。
■目標を達成する前に…
『目標を達成する前に、さらに先（上）の目標を立てよう。
立てている目標が達成できそうになったら、
すぐに次の目標を立てるようにするんだ。
そうじゃないと、自分が夢を追い越してしまって、
君は自分を見失うことになる。』
アンソニー・ロビンズ
あれだけ頑張っていたのに、１つの目標をクリアした瞬間、
成長すること、チャレンジすることを諦めてしまう人が多いのは、
自分が夢を追い越してしまって、自分を見失ってしまったからなのかもしれません。
あなたには絶対にそうなってほしくありません。
憧れの大学に現役で合格した英泉塾高等部の高校３年生が口を揃えたようにこう言います。
『行きたい高校に受かることも大事だけど、
高校に入ってからどう過ごすかの方がずっと大事』
『高校の最初の中間テストは、合格ボケで怠けている人が多いから、必死に頑張るべき』
『部活と両立させながらしっかり勉強しておいて本当に良かった』
目先の結果だけにこだわると、本当に大切なことを見落としてしまう恐れがあります。
あなたが希望の高校に合格し、真の勝利者になるために必要なのは、
①受験という現実に全力で立ち向かうこと。(行動)
②自分で決めた高校に合格すること。(結果)
③高校進学後、すぐに次の目標に向けたチャレンジを始めること。(在り方)
この３点だと思います。
必死に努力して志望校に合格しても、
ダラダラと無意味な高校３年間を過ごしてしまっては、
せっかくの合格も、価値を低めてしまうことになります。
あるいは、高校３年間をただただ遊びや娯楽だけに費やし、
大学受験で失敗してしまっては、今の努力も水の泡となってしまいます。
受験の真の勝利者は、進学後の在り方で決まるとは、こういう意味です。
(これは大学受験でも同じことが言えます)
あなたは、偏差値を上げるために生まれてきた訳でも、
高校に合格するために生きている訳でもありません。
むしろ高校に合格した後の方が、ずっとずっと人生は長く続いていくんです。
高校進学はゴールではなく、
新しいスタートなのだということをどうか覚えておいてください。
先生たちも絶対に諦めません。それこそ死に物狂いで頑張ります。
だからあなたは安心して思いっきり頑張ればいい。
３か月後に迫った高校受験も、そして高校の勉強や大学受験も、
先生たちは真心を込めて全力であなたをサポートすることを約束します。
英泉塾代表 安田卓史